これから、小さな二人の小さな分かち合いの物語が始まります・・・
きょうはやくそくのひ
いってきまーすおうちをでたらじぐざぐみち よりみちしながら
はしっていく しずかなもりを いそいでぬけると
おおきなおおきな ちょこれーとのぬまにでた かめのたくしーにのってしゅっぱーつ
かめさんいそいでたべられちゃう
かめのたくしーありがとう おかしのきのあるおかしやさんにおみやげかって ばすまだかなー
しゅっぱーつうみのみえるまちぐんぐんすすむ わーあぶない!
ほっくじらのあたまでたすかった あっばすていがみえてきた
ついたついた いそがないとあめがふってくる
はしをわたったらもうすぐだ おーーい
ほーら
ミルクちゃんがまっていた
おみやけもってきたよ
いっしょにたべて
いっしょにあそんだら
もうこんなじかん
もっとあそびたいけどもうかえらないと ばいばい
またにミルクちゃん おうちにかえって ふたりはおなじゆめのなか
おやすみなさい
あとがき にしき堂がお菓子を通して伝えたいのは平和のメッセージです。この物語のなかにも「わかちあい」というカタチで表現されています。もみじやきとともにお楽しみいただけたら幸いです。
この冒険物語は広島県在住の絵本作家ミタタタカシさんの創作です。ミタタタカシさんは、作品制作をおこないながら、絵本、書籍の装画、宿泊施設やキッズルームなどに作品を提供しています。